投稿

12月, 2019の投稿を表示しています

Apple1 Computerを現代で作ることはできるのか挑戦してみた その1~シフトレジスタ問題~

イメージ
このサイトでお馴染みのMacintioshシリーズですが、このシリーズはApple社の最初の製品シリーズではないことをご存知の方も多いかと思います。(多いか?) そんなアップルコンピューターの最初の製品は、Apple1という基板むき出しの製品でした。なんというか、Arduinoの巨大バージョンのよう。またはMZ-80を基盤だけで販売したらこうなるんだろうなあといった感じ。サイズはおそらくこちらのほうが小さいですが。 https://ja.wikipedia.org/wiki/Apple_I より引用。 そんなApple1ですが、このご時世でも当時製品についていた説明書をダウンロードすることができたりします。そこにはなんと当時の回路図とプログラムの詳細が書かれており、うまくすれば自分で製作することができるようになっています。制作者のウォズニアックもこれをもとに自分で製作することを許可しているという英文もちらほら見かけるので、(復刻版Apple1を作る計画がありその際のインタビューにて書かれている。)ならば自分でこのApple1を作ってみようではないかとなるに至ったのです。 ただ、強引に当時のパーツを集めれば作れるのはほぼ当たり前です。なので今回は一つ縛りをつけようと思います。それは、 「秋葉原で買うことができるパーツで作る」 というものです。これが後々地獄を招きます。Macintoshですでに味わってるのにね。では行ってみましょう!!!!! ■|廃盤パーツのオンパレード!?70年代のコンピュータなので・・・ 早速回路図をもとにパーツを買い求めようとしますが、いくら書いてあるとはいえ正直よくわからないものが大半。特にCPUボードとビデオボードが別に記載してあるようですし、文字もつぶれていて正確に読み取れないところもちらほら。 そこで海外で製作された方のサイトを見ると、なんとパーツリストがまとめてありました。これさえあれば無敵!と喜び勇んで秋葉原へ行き、秋月に飛び込むと・・・ ない。 ん?じゃあ千石に行ったらアルカナ?と地下に潜ったところ・・・ ない! なんか必要なパーツの3/1ぐらいがない!!!!!!! いやー、まいりました。店員に話すと、もうそういうのは取り扱わなくなったの一点張り。