投稿

8月, 2020の投稿を表示しています

MZ80を起動せよ!公式BASICを読みこませてみた結果

イメージ
前回、なんかカセットテープの調子が悪いということで終わりました。 MZ80を起動せよ!モニター修理というか交換しました 読み込まないのはなんで?テープ?回路?コンデンサ?ICの故障? とまあさっぱりわからなくなり、ついに秋葉原のBEEPに飛び込んで相談してきました。 んでちょっと怖い整備係のおじさんにカセットの互換性、在庫状況を尋ねたところ… 1)基本、mz80系でmz700系のカセットテーププログラムは動かない。 2)ここ1~2年、店頭でmz80系のソフトは出ていない。本体も入荷していない。 (ガラスケースの上に鎮座していますが、あれは展示用でしょう。そうであってほしい。) という回答を頂いたため、その時よく出回っていたmz700系のテープを使用することは断念。次に試すのは、MZ-80実機で使用できるという「KM-Z80 BASIC」というもの。 こちら、プログラム的には完全互換を達成しているそうなので、あとはテープに焼いて動けば成功、というわけです。 【KM-Z80をカセットテープに焼いてみる】 というわけでさっそくデータをカセットテープに書き込みたいと思ったのですが、まず焼き込むにはこれをwavデータ、つまり音データにしないといけないのです。 カセットテープに焼き込む まあ音データなんだしカセットに書き込めばいいんでしょカセットデッキ使用してやれば簡単じゃんとか雑なこと考えてテープに録音し、起動させ、モニタコマンドにLOADと打ち込みますが…認識しません! 反応すらしません。理由としてはMZやSharp X1に使用された、特殊なカセットデッキが原因であることは容易に想像がつきます。そのため、カセットデッキの裏の回路に直接電極をつないでPCから音声を再生、8255のピンから正しい信号が出ていることを確認しましたが、やはり認識しませんでした… ちなみに、基板に直接電極をつないで入力をしてみましたが反応せず… 【公式BASICを入手し読み込ませることに】 本来、修理を行うのであれば必ず公式のモノが動くか確認する必要があるのですが、まあ今回それをすっ飛ばしてあたふたしていたのでこれではだめだとホンモノを入手しました 。 それがこちら。ジャンク品ということで出品されていましたが、そもそも出回っているかどうかも怪しいレベルで貴重品