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3月, 2017の投稿を表示しています

パラレルEEPROMプログラマ(arduinoで使用)を作成してみた その2

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arduinoでパラレルEEPROMリーダ・ライターもどきを作ってみた  前回(上のリンクから読めます)、ブレッドボード上で作成したEEPROMプログラマ。書き込みが不安定なのと、広範囲をリセットしたり、読み込みをするのによくトラブルが頻発しました。今回作ったのもところどころバグが発生してしまう(書き損じが起こる、途中で止まるなど)症状があるのですが、ブレッドボード上という不安定な環境からユニバーサル基板の上にきちんと組みなおし、本格的な使用用途に耐えられるようにしました。(しかしプログラムがまだ不完全で、大規模なデータ書き込みは非常に手間であります。どうしたものか・・・) 外見はこんな感じです。  一見シンプルで単純に見えます。確かに構造はびっくりするほどシンプルなので回路図を書かずとも作れるという。しかし相手はパラレル構造なので配線は地獄を見ます。 書き込みにはArduinoのシリアルモニターからコマンド入力で操作します。 ■単純につないではいけない?信号判定と電圧降下  また、今回整流ダイオードの代わりにLEDを使用したんです。そしたら動いてるところもばっちり見えて楽しいだろうなと考えまして。(誤作動していても目で見てわかりますし。)  そしたら、「 電圧降下 」というものが発生することを初めて知りました。これ何なのかといいますと、ある一定のものを回路の間に挟むと その挟んだものの抵抗 によって電圧がどんどん下がるというもの。ケーブルもその仲間に入るので、取り回しを長くしてしまうとどんどん電圧が下がるわけですね。もちろんLEDだって抵抗はあるので、その現象はばっちり起こります。そのため最初LEDを間に挟んでROMから出力された信号を74HC165で受け取る際にトラブルが起こるわけです。今回のライターでROMからデータを出力すると、大体4V~3.6Vほどの電圧で出力されました。そこでもって74HC165のHIGHと判定する電圧の高さは3.4Vほど。あれ?クリアしてるじゃんと思うのですが、この二つの間にLEDを挟むと2.4Vまで電圧が下がるんですよ。そうなると165側ではLOWと判定されてしまいせっかくのHIGHやLOWの信号はすべてLOWと読み取られてしまうんですね。じゃあLEDをつなぐことはできないのかというとそうではなくて、真ん中に挟む

Macintosh Plus を起動せよ その7 「決着!?電解コンデンサ総取り換え!」

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macintosh plus を拾ってから早1年半。寒い季節になるとまともに起動しなくなる( チュンチュンとなりっぱなし でしばーらく、一分ほど放置するとおもむろに起動するようになる)症状や SCSIが不安定 、 FDDがうまく読み込めない といった症状がありました。それがここ最近さらに悪化し、トランス付近の部品をちまちま交換していましたが効果はあまりありませんでした。しかしそのほかの部品は特に異常は見られない。なら、いったいどうすればいいのかと頭を抱えていましたら海外の型で同じような症状を示したmacintoshをお持ちの方が、「 電解コンデンサが原因だ 」と言っているではありませんか。ほかにも、X68000というパソコンなどではフロッピードライブの不調もこのコンデンサが原因という報告がちらほら。ならば!このMacintoshPlusで使われている電解コンデンサをすべて交換するしかないというあとでそのめんどくささに後悔する方法をえらんだのでした。 コンデンサ、お前も廃盤なのか!?秋葉原で交換部品探し さてまずは電解コンデンサは何が使われているのかを調べました。 アナログボード 25V 3.9μF 無極性 電解コンデンサ x 1(4.7でも交換可能) ※追記 上のものはフィルムコンデンサで代用することも可能。秋月にある。 16V 4700μF 電解コンデンサ x 1 16V 220μF 電解コンデンサ x 2 16V 2200μF 電解コンデンサ x 4 16V 1000μF 電解コンデンサ x 1 160V 10μF 電解コンデンサ x 1 200V 100μF 電解コンデンサ x 4(たぶんこれが一番の原因) 次から記載するものは アキシャルリード型 という抵抗器のような形をした電解コンデンサになります。 矢印が向いているほうがマイナス。 10V 47μF x 2 50V 22μF x 2 16V 33μF x 1 それから、下の写真のような部品が付いていましたらこちらはMPコンデンサというものでフィルムコンデンサに交換ができます。というかもう交換してください。いつ爆発してもおかしくありません。写真の下に、交換できるフィルムコンデンサの耐圧と容量を記載しておきます。

西の秋葉原、大阪日本橋に行ってみたらお宝の山だった?

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道頓堀のグリコの看板。有名な観光地ですが、案外小さい。 先日、関西に行く機会があったのでならばと西の秋葉原、日本橋に遊びに行ってみました。具体的にどんな感じで違うのかを書いたのってそんなないんじゃないかなって思ったので、メモがてら書いてみました。もっとこんなお店があるよ!とか、ここが面白いんだぜってのがありましたら是非教えてください(。・_・。)次回行ったときにぜひ巡ってきます! いろいろ違う!?西の秋葉原「でんでんタウン」 まず思ったのは、日本橋とは言いますが日本橋駅からは遠いです。秋葉原は秋葉原駅から出ればすぐなのに…と思わずにはいられませんでした。そして向かってみてまたびっくり。 アーケード商店街。どこまでもアーケード。ここは全く秋葉原とは違うところですね。雨でも安心の親切設計。実際、訪問した当日は雨でこれはうまく回れないかもと思っていたところだったので大変ありがたかったです。でも、メインの通りをでかい道路が通っていて、信号が変わらないんですよこれが(´・ω・`)まぁ渡れない渡れない。なので、向かいのお店に行きたいなぁって思ってホイホイいけないのはちょっとしんどいところがありました。 デットストックが安い!?「共立電子」の衝撃 秋葉じゃこんなに安くない。たぶん。  やはり電子工作が好きで、かつレトロパソコンが好きなものとして秋葉原のラジオデパートのようなちょっと秘密の場所(?)を求めていったんですよね。もしMOS6502が実はこちらではデットストック品が…なんてのを期待してメイン通りを歩いていたのですが、どうやらお店の取り扱い部品が秋葉原とはちょっと違いまして。印象としては「無線機」系を扱っているお店やアンプ系を扱っているお店が非常に多く、ICを扱っているお店は少ないといった印象でした。うーん、なんだかがっかり…と思っていたとき、ひときわでっかいビルのお店が。それは共立エレショップのお店。ネットではちらほら見ていましたが、実際に来るのはこれが初めてでした。目的のものがあると思われる階に行くと、そこには74LSシリーズのデットストックにz80系のデットストックコーナーが。もう手当たり次第に買ってしまいました。しかも、こっちで買ったほうが安いのには驚きましたね。頻繁に大阪なんていけないんで、これでもかと買いました。