Macintosh Plusを起動せよ その11「Macintosh 128k/512k/Plus用のバックアップバッテリーを自作!」

生産終了は罪。

というわけで今回のテーマはMacintoshのPRAMバッテリーを交換するにあたり、そこそこ手に入りやすいもので代用しようというものです。秋葉原に何回も探しに行きましたが、その規格の電池は取り扱わなくなったと言われてしまいました。とほほ・・・

 Macintoshの後ろにはバッテリーケースがあり、そこに電池を入れると日付を設定しカウントし始めるここができます。また、プログラムを作成する際など乱数を作成するのにこの時計のシステムを使用するため、今取り組んでいるMacintoshでプログラム作成の際に交換の必要性がではじめたこと、ファイルを作成する際に日付の順番がめちゃくちゃになってしまうこの状態をどうにかしようというお話です。
いちようきちんとした代用バッテリーは今でも手に入るのですが、いかんせん非常に高いのです。馬鹿みたいに。
どう見てもぼったくりである。
そこで今回、こちらのサイト(The Compact Mac World様。最終更新が2005年で止まっているのが残念です・・・)を参考に電池を自作してしまおうというお話。

■|電池は3Vでもいいのが不思議・・・

今回の犠牲者

今回使用するものは
・CR2 3V電池(カメラ用)
・直径15mm、長さ22mmのアルミの棒一つ

です。アルミの棒はホームセンターで多分売ってます。ついでにカットしてもらいましょう。(ちなみに私はカットしてもらう際におじちゃんが22mmを何を勘違いしたのか2.2inchでカットしてくれました。)

そして用意したこいつらを合体☆
セロテープでも割とくっつく。

なぜプラスの側をアルミの棒につなげているのかというと、金属と金属が電池のフィルムに邪魔されてマイナス側ではくっつかないからです。
そして完成したこれを電池の蓋の記載に合わせてMacintoshに差し込みます。
数十年ぶりに動くバッテリーが差し込まれた。

割とゆるいのでもう1mmほど長くてもいいかも?でも怖いので22mmがオススメです。

早速起動して時計を設定しましょう!
割とすっきりしてる我がデスクトップ。
見事動き、無事に設定したデータが残るようになりました。ただ問題なのが、
2018年の20部分が登録できないため多分内部設定では1918年になってる可能性があること。それとアルミの円柱が非常に残ったことですorz

残った円柱は22mmにカットしてヤフオクにでも置いてみようかな!?


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