[機能はシンプル]ChipmunkBASICの使い方[名前はロング]

最初に表示されるこれ。これがコンソール画面兼編集画面です。

■|ChipmunkBasicの使い方

前回の記事でインストールのざっくりとした方法を紹介しましたが、今回は実際に使う上での基本的なウインドウ操作方法を紹介します。
[あなたも]Chipmunk BasicをOld Macintoshにインストールする方法[プログラミング]

・Fileウインドウ

保存やファイルを開いたり、印刷などの基本的な操作はここで行います。
Fileの中はこんな感じ。

・Editウインドウ

書いたプログラムの編集はここで行えます。が、正直言ってあんまり使わないかもしれません。(だって、LISTコマンドでプログラム開いても、肝心の内容が編集できない・・・)

コピーやペーストといったコマンドはすでに実装されているので、編集はそこそこ楽です。
今まで打ち込んだプログラム内容を表示する際はここ。

・グラフやグラフィックを表示するときは

ChipmunkBasicで最初に躓きやすい点として、画面にドットを打つなどの命令を実行しても起動したままの状態では表示されません。では表示するにはどうするかというと、まずcontrolのところをクリックすると、「show graphics」をクリック。
最初パっと見た感じだとわからないですねこれ
するとこんな感じで画面が表示されます。四角の描画などは結果はここに表示されます。PRINT命令ではこちらの画面には文字が表示されないので、別で用意された命令を使う必要があります。
開くとグラフィックウインドウが出てくる。

・文字が小さくて見えにくいときは

このソフトはノーマルだと結構文字が小さいので見えずらいなと思うことがあるかもしれません。そんなときはここの「use BIGFONT」というのを選ぶと大きくなるのでお勧めです。ただし表示できる行数が一気に少なくなるのでまあ一長一短といったところでしょうか。
ここでは「Show console」をえらんでいます。というのも、反映されるのはコンソール画面(編集画面)だけだからです。

■|結構使える?使えない?Helpコマンド

ChipmunkBasicの特徴に、このころのソフトには珍しくHelpコマンドがあるのです。指定されたキーワードで検索をかけると、どうやって打ったらいいのか、対応しているコマンドは何かを教えてくれます。
ここをクリック、またはコンソール画面で「help」と打ち込み実行すると・・・
こんな画面が出てきます。
ウインドウが表示されると既に何かしらのコマンドが打ち込まれていますが、このまま実行するとこのhelpウインドウの使い方がコンソール画面に表示されます。
終盤のほうは描画命令のやり方がずらり。ただし、consoleは自動スクロールなうえに流れたのは読み返せないので注意。あらかじめウインドウを大きくしておくことをお勧めします。
ちなみに、前回の記事で紹介したホームページにはこのソフトで使えるコマンド一覧を乗せたPDFがありますので、ぜひそれを印刷して手元に置いておきながら使うのがおすすめです。
実際に使うとこんな感じ。
それでは今回はこれで。

次の記事:
Macintosh Plusを起動せよ その9 「フロッピードライブのギア交換」
前回の記事:
[高級言語は]Macintosh PlusでC言語プログラミング![やはり偉大]

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